Bootstrap4 - 文字サイズを小さくしたり、大きくしたりする方法
Bootstrap4 を使ってコーディングしている時に、 文字サイズを変更したい場合が多々あります。
ここでは、文字サイズを変更する際に Bootstrap4のクラスを使ったり、 独自にカスタマイズしたりする方法を紹介します。
HTML要素を使って文字サイズを小さくする
HTML要素の1つとして、small 要素があります。
small 要素で囲まれた部分は文字が小さくなります。
ただし small 要素は免責事項、著作権表記のように短いテキスト部分を前提として 使用します。長い文章セクションを丸々 small 要素で囲むのはやめた方がいいでしょう。
長い文章の文字サイズを小さくしたい場合は、後述する「CSSのカスタマイズ」を使用します。
.lead クラスを使って文字サイズを大きくする
Bootstrap4 のクラスの1つに「lead」クラスがあります。
「lead」クラスのスタイル設定は次のようになっています。
.lead {
font-size: 1.25rem;
font-weight: 300;
}
文字サイズが「1.25rem」、太さが「300」なので、 少し大きくて太い文字になります。
「リード」なので、文章の小見出しのようなリード文に対して付加するクラスです。
「lead」クラスは次のような使い方になります。
<div>
<p class="lead">ここにリード文が入ります</p>
<p>ここに本文が入ります。</p>
</div>
カスタマイズ用CSSで文字サイズを調整する
small 要素や、lead クラスのデフォルト値で物足りない場合は、 独自にカスタマイズ用CSSを作成し、文字サイズを調整します。
読み込む順番としてカスタマイズ用CSSファイルは、BootstrapのCSSファイルよりも後に読み込むようにしてください。
「lead」クラスの値を変更する
例えば、lead クラスの文字サイズを「1.25rem」ではなく、「1.3rem」にしたい場合は、 「(例)custom.css」などの独自CSSファイルに次のように記述します。
.lead {
font-size: 1.3rem;
}
これで lead クラスの文字サイズが上書きされます。
独自にクラスを定義し、スタイルを設定する
自分で独自にクラスを定義して、スタイルを設定するのもありです。
例として文字サイズを小さくするための「font-small」クラスや、 大きくするための「font-large」クラスを定義してみます。
.font-small {
font-size: 0.9rem;
}
.font-large {
font-size: 1.1rem;
}
このように自分でクラスを作成することで、好きなように文字サイズを調整することができます。