Google検索 - 伝票番号から配送状況を追跡する方法

ネットショップ等で商品を購入して運送会社に配送してもらう場合、 いつ頃届くのか、今どのへんに荷物があるのかといった配送状況が気になりますよね。

Google検索では検索ボックスに伝票番号を入力するだけで 主要運送会社3社への番号追跡のリンクが表示されます。

現在、リンクが表示されるのはヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3社ですが、 今後増えるかもしれません。

わざわざ会社のホームページにアクセスする必要がなく、便利なので紹介します。

伝票番号を入力

Google検索ボックスに伝票番号を入力し、「検索」ボタンをクリックします。

伝票番号は「4156-2475-1765」のようにハイフン区切りでもいいですし、 「415624751765」のようにハイフンなしでも構いません。

伝票番号で検索

下図のように検索結果が表示されます。

検索結果

ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3社へのリンクが表示されています。

それぞれのリンクをクリックしてみます。

(伝票番号は適当に作った番号なので、実際には存在しません)

ヤマト運輸

ヤマト運輸へのリンクをクリックすると、 「クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステム」のページが表示され、 赤枠内に伝票番号が入力されています。

ヤマト運輸 配送状況

佐川急便

佐川急便へのリンクをクリックすると、 「佐川急便 お荷物問い合わせサービス」のページが表示され、 赤枠内に伝票番号が入力されています。

佐川急便 配送状況

日本郵便

日本郵便へのリンクをクリックすると、 「日本郵便 個別番号検索結果」のページが表示され、 赤枠内に伝票番号が入力されています。

日本郵便 配送状況

伝票番号の入力を間違えた場合

もし伝票番号を入力ミスした場合、 運送会社へのリンクは表示されません。

先程の番号とは1桁だけ変更して検索してみると、下図のような検索結果となります。

伝票番号の入力を間違えた場合

電卓」が表示されています!

ハイフンをマイナス記号と認識して計算機能が働いたようです。

これにはちゃんと理由があります。

「伝票番号の整合性」もチェックしているみたい

下の枠内部分は、「伝票番号の仕組み」に興味のある方だけ読んでください (興味のない方は飛ばしてください)。

宅急便の伝票番号は通常12桁ですが、 最後の1桁は「チェックデジット」と言って、 番号が正しいかどうかのチェックに使用されます。

先頭から11桁を7で割った余りが最後の12桁目に入ります(ヤマト運輸の場合)。

先頭から11桁を7で割った数字と、最後の12桁目が合っていれば 正しく入力されていると判断でき、合っていなければ入力ミスとなります。

Googleは「伝票番号が正しく入力されている」と判断した場合、 運送会社の追跡ページへのリンクを表示します。

逆に「伝票番号が正しく入力されていない」と判断した場合、 追跡ページへのリンクは表示さません。

先程の場合はハイフンをマイナス記号と判断して計算を行い、 「電卓」が表示されました。