【コマンド覚えるの面倒な人】Google「検索オプション」画面を使おう
Google検索では、より効率的に検索するために「検索オプション」が 多数用意されています。
たとえば「OR検索」をするための「OR」、 すべてのキーワードが本文に含まれる場合の「allintext:」、 サイトを絞るための「site:」等、たくさんあります。
でも、たくさんあるので「すぐに忘れてしまう」、「一々覚えるのが面倒」 というデメリットもあります。
そんな場合は「検索オプション」画面を利用しましょう。
「検索オプション」画面を使えば、 上に挙げたようなコマンドを一々覚えていなくても検索オプションを使用することができます。
「検索オプション」画面の使い方
「検索オプション」画面を表示
検索ボックスの右下にある「設定」 ⇒ 「検索オプション」をクリック。
下図のような「検索オプション」画面が表示されます。
「検索オプション」画面を見ると、入力する項目がたくさんあるように見えますが、 全部を入力すr必要はなく、必要な所を入力すればいいだけです。
では項目を順番に見ていきます。
すべてのキーワードを含む
「すべてのキーワードを含む」はAND検索を行います。 通常Google検索ボックスに入力するキーワードを入力します。
例えば、「きなこダイエット 効果」など。
語順も含め完全一致
「語順も含め完全一致」は、 部分一致ではなく完全一致させたいキーワードを入力します。
ながい言葉や、間にスペースが入る言葉を完全一致で検索する場合に使います。
例えば、「犬も歩けば棒に当たる」「ヨークシャ テリア」など。
いずれかのキーワードを含む
「いずれかのキーワードを含む」は、OR検索を行う場合に入力します。
例えば「きなこダイエット バナナダイエット」と入力すると、 「きなこダイエット」か「バナナダイエット」 のいずれかのキーワードを含むページを検索します。
含めないキーワード
「含めないキーワード」は除外したいキーワードを入力します。
「含めないキーワード」よりも上の項目で入力したキーワードとセットとなります。
例えば「すべてのキーワードを含む」で「バナナダイエット」と入力し、 「含めないキーワード」で「レシピ」と入力すると、
「バナナダイエット」の情報の中から、「レシピ」に関するページを除外して表示します。
数値の範囲
「数値の範囲」は、数値で情報を絞りたい場合に使います。
例えばメインキーワードに「デジタルカメラ」、 数値の範囲に「15000」~「20000」と入力すると、 価格が15,000円から20,000円の範囲のデジタルカメラをの情報を表示します。
この場合の検索結果は下図のようになりました。 赤線部分を見ると、「15,000円から20,000円の範囲のデジタルカメラ」 が表示されているのがわかります。
言語
「言語」は文字通り、言語を絞り込みます。
英単語で検索すると、英語で書かれたページが多数表示されます。 その時に、「日本語」を選択して日本語のページを表示させます。
クリックすると言語のリストが表示され、「日本語」は一番下にあります。
地域
「地域」は特定の地域に属するページを表示したい場合に使いますが、 あまり使用する機会はないと思います。
最終更新
最終更新はページの最終更新日時を指定したい場合に使用します。 「古い情報は要らないから、新しい情報だけが欲しい」という場合に指定します。
「24時間以内」「1週間以内」「1ヶ月以内」「1年以内」の中から選択します。
サイトまたはドメイン
「サイトまたはドメイン」は特定のサイトやドメインの情報に絞りたい場合に使用します。
例えば、「Yahoo Japan」内の情報だけを検索したければ、「yahoo.co.jp」と入力します。
検索対象の範囲
「検索対象の範囲」は検索する範囲を絞りたい時に使用します。
デフォルトは「ページ全体」で、「ページタイトルのみ」「ページ本文のみ」 「ページURLのみ」「そのページへのリンク内」の中から選択します。
セーフサーチ
「セーフサーチ」は不適切な検索結果を除外したい場合に使用します。
デフォルトは「最も関連性の高い検索結果を表示」で、「不適切な検索結果を除外」を 選択することができます。
ファイル形式
「ファイル形式」は、PDFファイルなどのファイルに絞って検索したい場合に使います。
PDFファイルの他に、エクセル、ワード、パワーポイント等のファイルをリストから選択します。
ライセンス
「ライセンス」は主に画像を検索する場合に使用します。
デフォルトは「ライセンスでフィルタリングしない」で、 「自由に使用または共有できる」「営利目的を含め自由に使用または共有できる」 「自由に使用、共有、または変更できる」「営利目的を含め自由に使用、共有、または変更できる」 から選択します。
まとめ
このように、Google検索の「検索オプション」画面を利用することで、 コマンドを覚える必要がなく、簡単に検索情報を絞ることができます。
効率よく検索したい場合は、「検索オプション」画面を利用してみてください。