秀丸マクロで「範囲選択」されているかどうかを確認する方法
秀丸マクロで「範囲選択」されているかどうかを確認するには、 「selecting」キーワードを使用します。
ここでは「selecting」キーワードの値や 「範囲選択」のテキストを取得するサンプルコードを紹介します。
「範囲選択」を判断する「selecting」キーワードの使い方
秀丸マクロの「selecting」キーワードは範囲選択中かどうかを表すキーワードです。
範囲選択中の場合は1、そうでない場合は0です。
if文を使って次のように確認できます。
if(selecting){
message("選択中です");
}else{
message("非選択中です");
}
「範囲選択」のテキストを取得するサンプルコード
次のサンプルコードは、範囲選択中かどうかを判断し、 範囲選択中ならテキストをメッセージボックスに表示します。
範囲選択中でなければ秀丸マクロを終了します。
if(selecting){
// 範囲選択中のテキストを取得
$str = gettext(seltopx,seltopy,selendx,selendy);
message($str);
}else{
endmacro;
}
範囲選択に関するその他のキーワード
秀丸マクロで「範囲選択」に関する 「selecting」以外のキーワードを上げておきます。
「selecting」と比べるとあまり使う機会はないでしょうが、 次のようなものがあります。
キーワード | 内容 |
---|---|
rectselecting | BOX範囲選択中かどうか |
lineselecting | 行選択開始コマンドによる選択中かどうか |
selectionlock | 選択開始/BOX選択開始/行選択開始コマンドによる選択中かどうか |
mouseselecting | マウスによる選択中かどうか |
multiselecting | 複数選択中かどうか |