JavaScript - 数値の桁数を揃える(0埋め)

JavaScriptで数値の桁数を揃える(0埋め・ゼロパディングする)場合、

例えば、「1 → 001」「15 → 015」のようにしたい場合、

Stringオブジェクトのslice()メソッドを使うと簡単に実現できます。

桁数を揃えるサンプルコード

次のコードは、「15 → 015」の3桁に、「15 → 0015」の4桁に揃えます。


var num = 15;

// 3桁
var str3 = ('000' + num).slice(-3);

console.log(str3); // 015


// 4桁
var str4 = ('0000' + num).slice(-4);

console.log(str4); // 0015

3桁で0埋め」したい場合は、数値の先頭に3つの'0'('000')を加えます。

slice(-3)と指定することで、末尾から3桁の文字列を取得します。

同じように、

4桁で0埋め」したい場合は、数値の先頭に4つの'0'('0000')を加えます。

slice(-4)と指定することで、末尾から4桁の文字列を取得します。

数値が指定桁数よりも大きい場合

次のように、数値(456)が指定桁数(2桁)よりも大きい場合は、 末尾の2桁のみ(56)となります。途中で切り取られるので注意が必要です。


var num = 456

// 2桁
var str3 = ('00' + num).slice(-2);

console.log(str3); // 56

まとめ

・JavaScriptで数値の桁数を揃える(0埋め・ゼロパディングする)場合は、 Stringオブジェクトのslice()メソッドを使うと便利です。

・文字列の'0'を付加し、slice()メソッドで文字列の末尾を切り取ります。

・数値が指定桁数よりも大きい場合は、途中で切り取られます。