JavaScript - 配列の要素へのアクセス方法
JavaScriptでは、配列の要素へアクセスするには、 ブラケット構文(ブラケット記法)[]を使用します。
ここでは、通常の配列や多次元配列の、 配列要素へのアクセス方法(参照方法)について説明します。
配列要素へのアクセス方法
配列要素へアクセスするには、配列名、ブラケット構文、インデックスを使って、次のように記述します。
配列名[インデックス」
具体的には次のようになります。
var arr = ['a', 'b', 'c'];
console.log(arr[0]); // 1
注意事項として、配列のインデックスは0から始まります。
ですから、先頭要素を参照する場合、インデックスは「0」です。
2番目の要素を参照する場合、インデックスは「1」です。
配列の要素数よりも大きいインデックスを指定するとどうなる?
次のコードのように、配列の要素数が3の時に、 配列名[5]と指定した場合は「undefined」が返ってきます。
var arr = ["a", "b", "c"];
console.log(arr[5]); // undefined
インデックスにマイナスの値(負数)を指定するとどうなる?
次のように、インデックスにマイナスの値を指定した場合は、「undefined」が返ってきます。
var arr = ["a", "b", "c"];
console.log(arr[-1]); // undefined
多次元配列の要素へのアクセス方法
次のような2次元配列(2行3列)を想定します。
var arr = [
['a', 'b', 'c'],
['d', 'e', 'f']
];
例えば、1行3列目の値を取得したい場合(値は'c')、次のように記述します。
console.log(arr[0][2]); // c
配列のインデックスは0から始まりますから、
取得したい行と列の数値から「1を引いた値」をインデックスとして指定することに注意してください。次に、2行1列目の値('d')を取得したい場合、下のように記述します。
console.log(arr[1][0]); // d
このように、ブラケット[]を続けて記述することで多次元配列の要素にアクセスできます。
まとめ
・JavaScriptで配列の要素へアクセスするには、「配列名[インデックス]」と記述します。
・配列のインデックスは0から始まることに注意してください。
・多次元配列の要素へアクセスする場合は[][]のようにブラケットを続けて記述します。