JavaScript - 配列の途中に値を追加する splice() メソッド
JavaScript で配列の途中にデータを追加(挿入)したい場合は、 splice() メソッドを使用します。
splice() メソッドは指定したインデックスの手前の位置に、データを追加します。
ここでは、splice() メソッドを使って、配列の途中に値を追加する方法を説明します。
splice() メソッドの引数
splice() メソッドの引数は少しややこしいので、注意が必要です。第一引数
配列を変化させる開始位置のインデックス。
第二引数
削除する要素の数。削除せずに追加のみの場合は「0」を指定。
第三引数以降
追加する値をカンマ区切りで指定。 "a"と指定した場合は "a" を追加し、 "a", "b" と指定した場合は "a" と "b" の2つの値が追加されます。
配列の途中に値を1つ追加する
配列の途中(指定したインデックスの手前)に値を追加してみます。
追加のみの場合は、第二引数は「0」を指定します。
var arr = [1, 3, 5, 7, 9];
arr.splice(2, 0, 100);
console.log(arr); // Array [ 1, 3, 100, 5, 7, 9 ]
配列の途中に値を複数追加する
次は、複数の値を追加してみます。
複数追加する場合は、第三引数以降に追加する値をカンマ区切りで指定します。
var arr = [1, 3, 5, 7, 9];
arr.splice(2, 0, 100, 200);
console.log(arr); // Array [ 1, 3, 100, 200, 5, 7, 9 ]