JavaScript - 配列の最後(末尾)の要素を削除する pop()

JavaScript で配列の最後(末尾)の要素を削除する場合は、 pop() メソッドを使います。

pop() メソッドは配列の最後の1つだけを削除します。

pop() の戻り値は、削除した末尾要素の値です。

pop() メソッドのサンプルコード

pop() メソッドで最後(末尾)の値を削除。

戻り値として削除した値が返っているのが確認できます。


var arr = [1, 2, 3, 4, 5];

var re = arr.pop();

console.log(arr);  // Array [ 1, 2, 3, 4 ]

console.log(re);   // 5

次のように、空の配列に対して pop() メソッドを実行した場合は、 undefined を返します。


var arr = [];

var re = arr.pop();

console.log(arr);  // Array [  ]

console.log(re);   // undefined

push(), pop(), unshift(), shift() の違い

一緒に使われることが多い push(), pop(), unshift(), shift() の違いは 下表の通りです。

push()末尾に追加
pop()末尾を削除
unshift()先頭に追加
shift()先頭を削除