JavaScript - 配列のインデックスを指定して削除する splice()
JavaScript で配列のインデックスを指定して、 要素を削除する場合は splice() メソッドを使用します。
splice() メソッドを使うと、 配列の途中の要素を範囲を指定して削除することができます。
splice() メソッドの引数
splice() メソッドは、配列の要素削除だけでなく、要素追加にも使用できます。
要素を削除する場合は、第一引数と第二引数を指定します。
第一引数で、削除を開始するインデックスを指定し、
第二引数で、削除する要素数を指定します。
第二引数がない場合は、第一引数で指定したインデックス以降の全ての要素が削除されます。
第三引数は要素追加の場合に使用するので、要素削除の場合は指定しません。
サンプルコード: インデックスを指定して削除する
削除する要素数(第二引数)を指定する
次のコードは、配列の2番目の要素から、3つの要素を削除します。
var arr = ["a", "b", "c", "d", "e"];
// 2番目の要素から3つの要素を削除
arr.splice(1, 3);
console.log(arr); // Array [ "a", "e" ]
第二引数を省略した場合
次のように、第二引数を省略した場合は、 指定したインデックス以降の全ての要素が削除されます。
var arr = ["a", "b", "c", "d", "e"];
// 2番目の要素からすべての要素を削除
arr.splice(1);
console.log(arr); // Array [ "a" ]
このように、削除したいインデックスがわかっている場合、 splice() メソッドを使うことで、ピンポイントで配列の要素を削除できます。