JavaScript - 配列の初期化にpushを使って追加してみる

JavaScript - の push() メソッドは、 配列の最後に要素を追加するメソッドです。

使い方によっては、 この push() メソッドを配列の初期化に使用することもできます。

ここでは、push() メソッドを使って固定値を追加する方法と、連番を追加する方法を紹介します。

配列の初期化:push() で固定値を追加する

次のサンプルコードは、固定値「0」で配列を初期化します。

push() メソッドを使用する前に、配列を空にする必要があります。


var arr = [1,2,3,4,5];

var len = arr.length;   // 配列の要素数
var initial_value = 0;  // 初期化する固定値
arr = [];               // 配列を空にする

for (var i = 0; i < len; i++){
	arr.push(initial_value); // 追加
}

console.log(arr);

// 実行結果
Array [ 0, 0, 0, 0, 0 ]

配列の初期化:push() で連番を追加する

次のサンプルコードは、連番で配列を初期化します。

上のコードと同じように、push() を使用する前に、配列を空にします。


var arr = [1,1,2,2,3];

var len = arr.length;   // 配列の要素数

arr = [];               // 配列を空にする

for (var i = 0; i < len; i++){
	arr.push(i + 1); // 追加
}

console.log(arr);

// 実行結果
Array [ 1, 2, 3, 4, 5 ]