JavaScript - 配列のループ中でbreakが使える場合、使えない場合
JavaScript で配列のループ中に break文を使ってループを抜け出したい場合があります。
ですが、for文中ではbreakが使えますが、forEach()ではbreakは使えません。
ここでは、配列のループ中にbreakが使えるケースと、使えないケースについて説明します。
break文とは?
break文は、処理を途中で抜け出すための文で、 ループ文と switch 文でのみ使用できる文です。
break文が実行されると、最も内側のループ文や switch 文から抜け出します。
ループ文とは?
上の説明でいう「ループ文」とは何でしょうか?
ループ文とは、for文、while文、do-while文です。
for文の中には、for-in文、for-of文も入ります。
まとめると、「ループ文」は次のようになります。
- for文
- for-in文
- for-of文
- while文
- do-while文
これらのループ文中では break文が使え、 その他の場合は、break文は使えません。
言い換えると、 「break文はループ文中では使え、メソッド系では使えない」と言えます。
forEach()、map()、filter()などはメソッドですからbreak文は使えません。
この点に注意して、配列のループ方法を選択する必要があります。まとめ
・そもそもbreak文は、ループ文と switch 文でのみ使用できる文です。
・ループ文は for文、while文、do-while文。
・break文はforEach()などのメソッド中では使えません。