JavaScript - 整数の乱数(ランダムな整数)を作成する

JavaScript で整数の乱数(ランダムな整数)を取得する場合は、 Math()オブジェクトのrandom()メソッドと、floor()メソッドを利用します。

random()は0から1未満の乱数を取得するメソッドで、 floor()は小数点以下を切り捨てるメソッドです。

この2つのメソッドを組み合わせることで整数の乱数を取得できます。

ランダムな整数のサンプルコード

「0から10まで」や、「1から10まで」の乱数を取得するには次のように記述します。


// 0 - 10
var num = Math.floor(Math.random() * 11) ;

// 0 - 100
var num = Math.floor(Math.random() * 101) ;

// 1 - 10
var num = Math.floor(Math.random() * 10) + 1 ;

// 1 - 100
var num = Math.floor(Math.random() * 100) + 1 ;

整数の乱数を求める公式

取得したい範囲の最大値と最小値を次の公式にあてはめると、 具体的なコードが取得できます。


var num = Math.floor(Math.random() * Z) + 最小値 ;

Z = 最大値 + 1 - 最小値

最小値と最大値を指定して、ランダムな整数を求める

次のコードは変数 min に最小値を指定し、 変数 max に最大値を指定します。

自分で公式にあてはめる必要がないので一番ラクな方法です。


var min = 0; // 最小値
var max = 9; // 最大値

var num = Math.floor(Math.random() * (max + 1 - min)) + min;

まとめ

・JavaScriptで整数の乱数(ランダムな整数)を取得する場合は、 Mathオブジェクトのrandom()とfloor()を使用します。

・取得したい最大値と最小値を公式にあてはめることで式を作れます。

・最後に紹介した方法が、一番ラクにランダムな整数を取得できます。