エスケープシーケンスとエスケープ文字の違い

エスケープシーケンスとは、 特殊な文字、例えば改行を「\n」タブを「\t」のように表す方法です。 そして「\n」であれば最初に使われている「\」をエスケープ文字と言います。
つまり「エスケープシーケンス」= 「エスケープ文字+アルファベット又は記号」となります。

エスケープ文字は一般的にはバックスラッシュ、 日本語環境では円記号「\」が使われますが、 プログラミング言語によって異なる場合もあります。

例えばPython、C言語、Java、PHPといった言語では バックスラッシュ(円記号)をエスケープ文字としますが、 PowerShellではバッククォート「`」をエスケープ文字としています。

普通はエスケープシーケンスとエスケープ文字は区別されますが、 人によっては区別せずに「エスケープシーケンス」=「エスケープ文字」 としている場合もあります。 説明している人がどのようにとらえているかは文脈によって判断してください。