Windows: USBメモリのドライブ名を変更・固定する方法

USBメモリをパソコンのUSBポートに差し込んだ時、 Windowsがドライブ名を自動的に割り当てる仕様になっています。 ですから「前回はEドライブだったけど今回はFドライブ」 といった事が生じます。 このWindowsの仕様がUSBメモリを使う目的によっては具合が悪い事があります。

例えば、データのバックアップ目的でUSBメモリを使う場合、 通常はバックアップソフトを使って、データをどこにバックアップするかを 指定します。そのバックアップ先のドライブ名は常に同じ(例: Gドライブ)になります。 ですがUSBメモリを指すたびにドライブ名がG:やらF:などに変わると、 「データの書き込み先が無い」ためにエラーが発生するケースが出てきます。

こうした場合、USBメモリを差し込んだ時に割り当てられるドライブ名を変更して、 固定してあげる必要があります。 ドライブ名を固定することで次回からも同じドライブ名で使用できます。

ではWindowsでドライブ名を変更して固定する方法を紹介します。

スタートボタンを右クリックして「ディスクの管理」を選択します。

今回は赤枠で囲んだ(J:)と表示されているUSBメモリのドライブ名を変更します(下図)。

ドライブ選択

ドライブ名を変更したいボリュームを、 選択して右クリック。 メニューから「ドライブ文字とパスの変更」をクリック(下図)。

ドライブ文字とパスの変更

表示されている画面の「変更」ボタンをクリック(下図)。

「変更」ボタン

「次のドライブ文字を割り当てる」の右側にあるプルダウンリストをクリックすると、 空いているドライブ名のリストが表示されます。 この中から変更したいドライブ名を選択して「OK」ボタンを押します(下図)。

ドライブ名を選択して「OK」

これでUSBメモリのドライブ名が変更・固定されます。